20歳代が半数近くを占める一方で60歳を超えても開発現場の最前線でクラウド開発に取り組むエンジニアがいます。男女比は5:2で男性が多いですが、今後も女性エンジニアの活躍を後押しし続けます。残業時間は普通または少ないと言えます。離職者数は少ないです。
直近の残業時間は月平均19.5時間
離職者数は少ない
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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離職数(人) | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 |
入社数(人) | 5 | 5 | 4 | 4 | 4 |
社員数(人、4月時点) | 57 | 62 | 65 | 66 | 68 |
離職率 | 0.0% | 0.0% | 1.5% | 4.5% | 2.9% |
※2021年~2023年の新卒3年離職率は 0 %
新人研修は入社後一年間と長いです。研修中は弊社オフィスに毎日出社していただきます。新人研修中はリモートワークという福利厚生の提供よりも、人間関係の構築や社会人化を優先し、リアル出社をお願いしています。
3ヶ月毎に区切り、Step1~4からなる段階的構成で研修を実施します。Step1でリーダブルなコーディング習慣を身につけ、Step2でモダン技術に触れ、フロントエンドとバックエンドの両方をグリッドできる今どきのフルスタックエンジニアを体験します。Step3でチーム開発を体験し、仕上げにStep4でIoTプロジェクトに所属し、実際の開発現場で必要な技術と今の自分のスキルのギャップを認識してもらい、新人研修卒業となります。
C言語とSQLについては、先輩社員が講師として張り付き指導します。保守性の高い、シンプルで実用的なコーディングができるようにがんばってもらいます。同時にWebアプリ開発の基礎的な技術を他社さんが提供するオンライン講座を通じて自習してもらいます。
WebアプリとWebAPI(クラウド)の両サイドを、3ヶ月弱かけて一人で開発します。先輩社員が交替で指導します。開発するシステムの概要は下図のイメージです。
社員やシステム管理者が社内のPCについて利用状況を確認できる。AWSクラウドとの通信はREST API経由。
Todoと宣言を公開。友人のTodoと宣言が閲覧できる。AWSクラウドとの通信はAmplifyを用いたGraphQL通信。
Sprintを刻んでも期間オーバーがほとんどで、最後の4Sprint目でやっと予定通り完了できた
9月
Sprint0
・AWS初期環境構築に苦労した
Sprint1
・設計(仕様書の作成)に手間取った
10月
Sprint2
・バグ改修に時間を要した
・役割分担がうまくできていなかった
Sprint3
・Todo並び替え操作の実装が難しかった
・GraphQLにおけるDBトランザクション管理が難しかった
11月
Sprint4
・初めて予定通りの日程で開発できた(最終Sprintでやっと生産性が安定)
メンバー間で開発環境にズレが生じないようにコンテナ化
眼の前のことをこなす、から出発し、全体掌握できるエンジニアに昇華してもらいます。プレイングマネージャーが弊社のゴールです。
エンジニアのスキルを永続的に必須のものと、流行りの拡張のものに分けて評価します。
No | 必須スキル | 概要 |
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1 | コーディング | 早く組める、人に教えられるレベル、コーディング規約を遵守している、可視性がいい、保守しやすい、目的志向なコメント、適量のコメントなどが求められる。 |
2 | 設計 | ユーザーインターフェース仕様、通信仕様(シーケンスやAPI、データフォーマット)、データベース仕様、アーキテクチャ、処理方式、運用方式などを図表や文書にする。 |
3 | 単体テスト | テストコードの実行ができる。評価項目の洗い出しの適切さとコーディングの速さが問われる。 |
4 | 結合テスト | 試験項目の網羅性、手順と確認方法の妥当性、実施精度の高さ(愚直さ)が問われる。 |
No | 拡張スキル | 概要 |
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1 | 開発環境構築 | コーディングとテストコード、ソース管理などに必要となる環境を、フレームワークやライブラリを多層的に組み合わせて構築できる。 |
2 | プログラミング言語 | 複数のプログラミング言語を使いこなせる。Typescript、Pythonなど。 |
3 | フレームワーク/ライブラリ | フロントエンドならReact.jsやNext.js、クラウド側ならZodやPrismaや動作環境となるAWSマネージドサービスなど。 |
4 | クラウド構築 | システム全体構成図の作成、DB設計、ネットワーク設計、クラウドのスクリプト構築などができる。 |